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イラン・ザリフ外相、辞意を撤回

2019年2月28日 9:29

今週、突然辞意を表明していたイランのザリフ外相が27日、辞意を撤回し、職務を続ける考えを示した。

イランと欧米などが交わした核合意で交渉役を担ったザリフ外相は今週25日、理由を明らかにしないまま、自身のインスタグラムで突然、辞意を表明した。しかし、地元メディアによると、その後、国会議員らがザリフ氏の留任を要請。ロウハニ大統領も27日、「辞任を受け入れることは国益に反する」として、認めない考えを示していた。

これを受けて、ザリフ外相はインスタグラムに「外交政策を推進し、外務省の信頼を高めることしか関心はない」などと投稿。事実上、辞意を撤回した。また、27日に行われた外交行事にロウハニ大統領とともに出席するなど、外相としての公務も行った。

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