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米国務長官、北朝鮮の発射訓練は問題視せず

2019年5月5日 22:53

北朝鮮が4日に行った砲撃訓練で短距離弾道ミサイルとみられる兵器が発射されたことについて、アメリカのポンペオ国務長官は5日、問題視せず、北朝鮮との協議を続ける考えを示した。

金正恩委員長が4日に視察した砲撃訓練では、短距離弾道ミサイルとみられる兵器も発射されていて、弾道ミサイルだとすれば、国連の制裁決議違反となる。

これについて、ポンペオ国務長官は5日、発射されたのは「中距離でも長距離弾道ミサイルでもなかった」と指摘。「我々は大陸間弾道ミサイルの停止に焦点を置いている」と述べ、問題視しなかった。

その上で、ポンペオ長官は「完全な非核化を実現するチャンスがあると我々はまだ信じている。対話を続けたい」と明言し、北朝鮮との協議を続ける考えを示した。

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