トランプ大統領、メキシコに対する関税発動「1か月停止」へ…メキシコ側が国境に兵士1万人送ることで合意
アメリカのトランプ大統領は3日、メキシコからの輸入品に課すとしていた25%の関税について、「1か月停止する」ことを明らかにしました。
トランプ大統領は、不法移民や合成麻薬フェンタニルなどの流入を食い止めるとして、メキシコとカナダからの輸入品に25%の関税を課す大統領令に署名し、4日から発動される予定でした。
トランプ大統領は3日、メキシコのシェインバウム大統領と協議し、メキシコ側がアメリカとの国境に1万人の兵士を送ることで合意したため、関税の発動を「1か月停止する」と明らかにしました。
アメリカ・トランプ大統領
「メキシコと素晴らしい話ができた。彼らは兵士1万人を恒久的に、国境に配備し、フェンタニルや不法移民のアメリカへの流入を止めることに合意した」
関税の発動は1か月停止されることになりましたが、トランプ大統領は今後この1か月の間に、さらなる交渉を行うとしています。
最終更新日:2025年2月4日 6:04