米国防総省“中国保有の運用可能な核弾頭の数600発超”中国軍事力の動向分析の年次報告書公表
アメリカの国防総省は18日、中国の軍事力の動向を分析した年次報告書を公表しました。中国が保有する運用可能な核弾頭の数が、600発を超えたと分析しています。
国防総省が18日に公表した報告書では、中国が核戦力の増強を加速させ、運用可能な核弾頭の数が今年半ばの時点で600発を超えたと推定しています。去年の報告書からおよそ100発増加していて、アメリカの「以前の予想を上回る勢いだ」としています。
その上で、中国の核弾頭の保有数が2030年に1000発を超えるとの見通しを示し、「今後10年間で核戦力の近代化、多様化、拡大を急速に進め続けるだろう」と分析しています。
最終更新日:2024年12月19日 4:23