北朝鮮、国連総会への外相出席取りやめ通知
非核化をめぐるアメリカと北朝鮮の交渉が停滞する中、来月行われる国連総会に、北朝鮮の李容浩外相が出席を取りやめると国連に通知していたことがわかった。
アメリカ・ニューヨークの国連本部で行われる国連総会の一般討論演説は、各国首脳や閣僚らが外交方針などを訴える場で、来月24日から始まる。
当初、北朝鮮からは李容浩外相が出席する予定となっていたが、国連関係者によると、北朝鮮代表部は30日までに、李外相が出席しないと国連に対して通知したという。出席者は直前まで変更することは可能だが、本国からの代表団が参加しないことになれば異例のこと。
米朝の交渉が停滞する中、李外相が国連総会の場で、アメリカのポンペオ国務長官と直接会談する可能性もあるとみられていた。