露“公園づくり”日本の専門家ノウハウ披露
ロシアのモスクワで観光客を呼び込める公園づくりをテーマにした国際会議が開かれ、日本の街づくりの専門家らがノウハウを披露した。
モスクワでは2年前、川に突きだした展望回路や博物館などを備えた大規模な公園がつくられ、人気の観光地となった。これを機にモスクワでは魅力ある公園づくりへの関心が高まっており、15日に開かれた国際会議では、イベントなど多目的な利用が可能な日本の公園づくりから学ぼうと、東京都の職員らが招かれた。
東京都建設局・大道和彦氏「(公園設計は)色んな方の意見をプランに盛り込むための検討会議を半年から1年くらいかけて行います。そこでベースとなるキープランをつくりあげます」
ロシア人建築家「ロシアは公園の現実的な問題に直面しているが、日本が推進してきたことや東京の事例にはとても関心がある」
公園の枠を超えた“複合施設”としての日本の公園が、モスクワでも広がっていくかもしれない。