米中「第一段階の合意文書」署名前に会談
アメリカ・ワシントンを訪問中の中国の劉鶴副首相が14日、USTR・アメリカ通商代表部のライトハイザー代表らと会談した。翌日に控えた「第一段階の合意文書」の署名式を前に、確認を行ったものとみられる。
「第一段階の合意文書」の署名式は15日、ホワイトハウスでトランプ大統領、劉鶴副首相らが出席して行われる。会談に同席したムニューシン財務長官は、今回の合意を高く評価した。
ムニューシン財務長官「歴史的な合意だ。(Q合意に満足していますか?)満足している」
一方で、ムニューシン財務長官は、今回の合意で引き下げられる中国への追加関税について、「第二段階が合意に至れば、トランプ大統領はさらなる引き下げを検討する」と述べた。引き下げのタイミングについては、「大統領選挙とは関係がない」と強調している。