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NYダウ 米中の署名式控え期待感で↑

2020年1月14日 8:53

13日のニューヨーク株式市場は、アメリカと中国の貿易協議をめぐる第一段階の合意文書の署名式を控え、期待感から買いが広がり、ダウ平均株価は80ドルあまり上げて取引を終えている。

13日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、先週末比83ドル28セント高の2万8907ドル05セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も95.07ポイント上げて、9273.93で取引を終えている。

この日は、米中貿易協議をめぐる第一段階の合意文書の署名式を2日後に控えていることや、複数のアメリカメディアがトランプ政権が近く中国の「為替操作国」の認定を取り消すと報じたことで、米中関係が修復に向かうとの期待感から買いが広がった。また、アナリストの目標株価引き上げなどを受けて、ハイテク関連株に買いが入ったことも相場をけん引した。

市場関係者は「今週から主要企業の決算発表が本格化する。米中関係の改善がどのように業績見通しに反映されるのか注目している」と話している。