治療方法早期発見へ、来週緊急会合 WHO
新型コロナウイルスについて、WHO(=世界保健機関)は治療方法の早期発見などを目指し、来週、各国の研究者らを集めて緊急会合を開く。
WHOは今月11日から2日間、スイスのジュネーブで各国の保健担当省庁の担当者や研究者らを集め、緊急会合を開く。新型コロナウイルスによる肺炎について、いまだ確立されていない治療方法の早期発見などを目指し、研究を加速させるのが狙いだという。
一方、WHOによると、中国でこれまで日ごとに増え続けてきた新たな感染者の数が、5日に初めて鈍化に転じた。しかし、発生源となった湖北省では感染事例が増え続けており、「感染拡大がピークを越えたと判断するのは時期尚早」との認識を示し、引き続き、感染予防などの徹底を呼びかけている。