ドニプロで露ミサイルが集合住宅直撃 15歳の少女含む9人死亡 ゼレンスキー大統領「何人ががれきの下にいるかまだわからない」
ウクライナ東部のドニプロで14日、ロシア軍のミサイルが集合住宅に直撃し、15歳の少女1人を含む9人が死亡しました。
ウクライナ当局によりますと、東部のドニプロで14日、ロシア軍のミサイルが9階建ての集合住宅に直撃し、15歳の少女1人を含む9人が死亡、64人がけがをしたということです。ゼレンスキー大統領は「何人ががれきの下にいるかまだわからない」としていて、被害はさらに拡大する可能性があります。
また、首都キーウなどのインフラ施設も攻撃され、一部で停電が起きたということです。
こうした中、ゼレンスキー大統領と14日に電話会談したイギリスのスナク首相は、主力戦車「チャレンジャー2」を新たに供与する意向を伝えました。
近代的な西側戦車の提供はウクライナが以前から求めていましたが、実現すれば初のことで、イギリスメディアは「他国も追随すれば、大きな意味を持つ」と報じています。