米ファイザー“4回目のワクチン接種”を申請
アメリカの製薬大手ファイザーは15日、4回目のワクチン接種について、FDA(=食品医薬品局)に緊急使用許可を申請したと発表しました。
◇
アメリカでは4回目のワクチン接種に向けた動きが出ています。
アメリカの製薬大手ファイザーは15日、4回目の接種について、FDA(=食品医薬品局)に緊急使用許可を申請したと発表しました。対象は、3回目の接種が終わった65歳以上の高齢者です。
4回目の接種が進んでいるイスラエルでは、3回目から少なくとも4か月後に4回目を受けた60歳以上の110万人で感染率が半分になったというデータもあります。重症化率は、4分の1になったということです。
ファイザーは、3回目の接種の後、3か月から6か月経過すると重症化を防ぐ効果が低下すると説明。重症化リスクを減らすためには、4回目の接種が必要だとしています。
◇
世界でワクチン接種が完了した人は、14日時点で約57%となっています。