イラン 副大統領も“新型コロナ”感染
新型コロナウイルスの感染が急速に拡大している中東イランで27日、副大統領がウイルスに感染していることが明らかになった。
ロイター通信などによると、コロナウイルスに感染していることが明らかになったのは、エブテカール副大統領。症状は軽く、入院もしていないとされている。
副大統領は26日には閣議に出席していて、その時の映像によると、ロウハニ大統領から数メートルの席に座っていた。その際、マスクは付けておらず、政権幹部への感染拡大も懸念される。
イラン政府では今週、ウイルス対策に関わっていた保健省の次官の感染が確認されたばかり。イランではこれまでに感染者が245人確認され、中国に次いで多い26人が死亡している。