APEC“自由貿易の重要性”訴える首脳宣言を採択し閉幕
南米ペルーで開かれたAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議は16日、自由貿易の重要性を訴える首脳宣言を採択し、閉幕しました。
ペルーの首都リマで開かれたAPECの首脳会議には、日本やアメリカ、中国など21の国や地域の首脳が参加し、持続可能な成長のための貿易や投資の自由化などについて話し合いました。
そして、自由で開かれた貿易や投資の環境を実現することや、質の高いインフラ整備と投資の重要性などを掲げる「マチュピチュ首脳宣言」を16日に採択し、閉幕しました。
アメリカのトランプ次期大統領が「アメリカ第一主義」や高い関税政策を掲げるなど保護主義の広がりに警戒感が高まる中、新政権の発足を前に「自由貿易の重要性」をメッセージとして打ち出しました。
最終更新日:2024年11月17日 10:21