フェイスブックを運営するアメリカのIT大手メタは2日、去年10月から12月期の決算を発表し、1年前の同じ時期と比べ増収減益となりました。

メタが発表した去年10月から12月期の決算では、売上高は前の年の同じ時期と比べて20％増加し、336億7100万ドル日本円でおよそ3兆8500億円でした。

一方、純利益は、前の年の同じ時期と比べ8％減少し、102億8500万ドル日本円でおよそ1兆1800億円で増収減益となりました。

減益の理由についてメタは、アップルや欧州の規制当局によるプライバシー強化で広告に影響が出たことや、TikTokとの競争でコストが増加したことなどを上げています。

一方、IT大手グーグルの持ち株会社「アルファベット」は、広告収入が好調なことをうけ去年10月から12月期の決算では売上高・純利益ともに過去最高を更新しています。

画像：「メタ」ホームページより