キーウ市長「武器届くのが遅すぎる」 各国にさらなる軍事支援を求める
ロシア軍によるウクライナへの攻撃が激しさを増す中、ミサイル攻撃を受けたばかりの首都キーウの市長が各国にさらなる軍事支援を求めました。
キーウ市のクリチコ市長は28日、NATO(=北大西洋条約機構)の首脳会議が開かれるスペインの首都マドリードの会場に姿を見せました。
キーウ市は26日にミサイル攻撃を受けたばかりで、市長は各国の支援に感謝する一方、「武器が届くのが遅すぎる」といら立ちも見せました。
キーウ市長「支援してくれる国には感謝するが、武器が届くのが遅すぎる。その分ウクライナは毎日犠牲を強いられている」
また、市長に同行する弟のウラジーミル氏は、日本について、「言葉だけでなく、実際に行動で支持を示すことが重要だ」とさらなる支援を求めました。
29日から始まるNATO首脳会議では、ウクライナへの軍事支援も話し合う見通しで、ゼレンスキー大統領もオンラインで参加し、支援を訴える予定です。