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パキスタン パイロット3割が不正免許か

2020年6月26日 21:33

先月、航空機が墜落したパキスタンで、国内のパイロットのおよそ3分の1にあたる262人が、不正に免許を取得した疑いがあることがわかりました。

パキスタンでは先月、パキスタン航空の旅客機が墜落し、97人が死亡しました。この事故について、当局は「パイロットが終始、家族が新型コロナウイルスに感染した話をしていて、集中していなかった」と指摘。人為的ミスが事故原因とする暫定調査の結果を明らかにしました。

また、航空当局のトップは、国内のパイロット860人のうち262人が不正に免許を取得した疑いがあると述べました。

地元メディアによりますと、操縦はできるが専門的な知識がない人が、過去に資格を持っていたパイロットを買収し、試験を受けさせていたということです。

これを受けパキスタン航空は25日、不正が疑われるパイロット150人を乗務停止にしたと発表しました。