“強制PCR検査”学校が会場で保護者らは… 香港
香港では、全市民対象の“強制PCR検査”について“波紋”が広がっています。検査会場として学校の校舎を使用するために、突如、夏休みの時期を前倒しすると発表され、保護者などから"不満"の声が上がっています。
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香港では23日、新規感染者が8674人確認され、過去最多になりました。
24日から、スーパーや飲食店などの施設の利用について、ワクチン接種証明の提示を求める「ワクチンパス」が段階的にスタートしました。12歳以上のすべての人に、1回のワクチン接種証明の提示が求められるといいます。
そして、政府が発表した全市民対象の“強制PCR検査”については、“波紋”が広がっています。
音楽教師
「わたしは音楽を教えていますが、授業がなくなった生徒もいます」
検査会場として学校の校舎を使用するために、突如、夏休みの時期を通常の7月8月から、3月4月に前倒しすると発表され、一部の学校や保護者からは、"不満"の声が上がっていました。
母親
「(早期の夏休みで)娘の家での勉強を全面的に支援しないといけないのに、共働きなのでとても難しいです」
母親は、“学習が妨げられる”と話しています。