拒否すれば“罰金”全市民にPCR検査実施へ 香港
感染拡大が続く香港では、市民に対し、計3回のPCR検査を行うとしています。検査を拒否すると、およそ15万円の罰金を科すということです。一方、中国では、“香港からの感染拡大”を警戒しています。
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新規感染者数の過去最多の更新が続く香港で、政府は新たな対策を検討しています。
香港メディアによりますと、3月からおよそ750万人の市民に対し、計3回のPCR検査を実施するということです。また、検査を拒否する人には、およそ15万円の罰金を科すとしています。
大規模な検査に備え、およそ100の検査センターを新たに設け、1日100万人規模で検査をするとしています。そのため、政府は、中国本土から医療専門家チームを派遣しました。17日には、到着した医療チームを香港の林鄭月娥行政長官が出迎えました。
一方、中国は、“香港からの感染拡大”を警戒しています。
香港からの違法入境者の陽性も相次いで確認されているため、中国では、入境者への取り締まりを強化しました。
広東省では、香港からの違法入境者に対し、報奨金をかけ、情報提供を募っています。
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世界では4億1969万人以上が感染、586万人以上が亡くなっています。(感染者 4億1969万3180人 死者 586万2740人 米ジョンズ・ホプキンス大 18日午後4時時点)