文大統領「いかなる脅威も抑止」兵器視察
韓国の文在寅大統領は23日、国防省傘下の研究機関で最先端兵器などを視察し、「我々はいかなる脅威も抑止できる国防能力を備えている」などと評価しました。
文大統領は23日、韓国・大田にある国防科学研究所を訪れ、弾道ミサイルの開発状況などを視察しました。
文大統領「国民に全部見せることはできないが、私たちはいかなる安保脅威も抑止できる十分な国防能力を備えていると、自信を持って申し上げることができる」
文大統領は、「朝鮮半島の平和を守るのに十分な世界最大水準の弾頭重量を持つ弾道ミサイルの開発に至った」と明らかにした上で、今後も兵器の開発や国外への輸出に力を入れる姿勢を強調しました。
また、韓国は20日、アメリカの宇宙ベンチャー企業「スペースX」のロケットで、初の軍事用通信衛星の打ち上げに成功していて、文大統領は、国産の軍事偵察衛星の保有にも意欲を示しました。