アメリカ同時多発テロから21年となった11日、現場となったニューヨークなど各地で追悼式典が行われました。

ニューヨークの世界貿易センタービルの跡地で行われた追悼式典では、飛行機がビルに衝突した時刻や、ビルが崩壊した時刻にあわせて鐘が鳴らされ、犠牲者一人一人の名前が読み上げられました。

遺族「夫だけでなく、すべての人を思い出すことが大切だと信じています。だから私は毎年式典に参加しています」

2001年に起きた同時多発テロでは、日本人24人を含む2977人が犠牲となり、そのうちおよそ1100人の身元はいまだ確認されていません。

21年が経過し、当時を知らない世代も増える中、記憶の風化が懸念されています。