「金環日食」南米各地で観測“太陽のリング”に歓声
南米の一部の地域で2日、太陽がリング状に見える「金環日食」が観測されました。イースター島のモアイ像周辺では、わずか数分の日食を見るために集まった人々でにぎわっていました。
ロイター通信によりますと2日午後、南米チリのイースター島やアルゼンチンなどの数か所で「金環日食」が観測されました。
「金環日食」は月が太陽と重なった際に、太陽のふちがリング状に見える現象です。
イースター島のモアイ像の周辺では、日食を見るために海外から訪れる人もいて、めずらしい光景に歓声をあげていました。
観測に来た人
「赤いリングが現れたときは、とても美しかった」
国立天文台によりますと、次の「金環日食」は2026年2月17日に南極で観測されるということです。