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KDDI、曲がる太陽電池で“自家発電”実験「災害時も途絶えない通信を」

2024年3月7日 22:39
KDDI、曲がる太陽電池で“自家発電”実験「災害時も途絶えない通信を」

KDDIは、“曲げられる太陽電池”を活用して、携帯電話の基地局で自家発電をする実証実験を公開しました。

7日公開されたのは、曲げることができる太陽電池=“ペロブスカイト太陽電池”を携帯電話の基地局の自家発電に活用する実証実験です。

基地局をめぐっては、能登半島地震の際など、停電により多くの地域で通信障害が相次いだことなどから、災害時の停電対策が求められています。

KDDIカーボンニュートラル推進室・市村豪室長
「ペロブスカイト(太陽電池)を活用することで、災害の時も途絶えることなくしっかりと通信を提供していきたい」

また、従来の太陽光パネルだと設置のための面積が必要でしたが、この太陽電池は曲げることができるため電柱などにも設置でき、都市部でも活用が見込まれるということです。

これから実験を重ねて発電量を増やし、実用化を目指すとしています。