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リコーと大田区、次世代型の太陽電池の実証実験を開始

2024年1月31日 20:40
リコーと大田区、次世代型の太陽電池の実証実験を開始

事務機器大手のリコーと大田区が共同で薄くて曲げられる次世代型の太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」の実証実験を開始しました。

ペロブスカイト太陽電池は従来の太陽電池とくらべ薄くて軽く曲げられるという特徴があるほか弱い光にも反応し、太陽光が直接当たっていなくても発電できる日本発の技術を使った次世代の太陽電池です。

リコーと大田区は31日、「ペロブスカイト太陽電池」を大田区内の小学校に設置し実証実験を開始しました。

今回設置されたペロブスカイト太陽電池はリコーが開発したもので、今後1年間にわたり実証実験を行い、発電量や課題となっている耐久性などについて検証していくとしていきます。

大田区などは今後、設置された太陽電池を使い小学生らを対象に、再生エネルギーや環境などの教育にむけて授業を行っていきたいとしています。