日本とタイ 耳の不自由な子どもたちが交流
タイ中部のチョンブリで21日、日本とタイの耳の不自由な子どもたちらが交流するイベントが行われました。
タイ・チョンブリで21日、日本とタイの耳の不自由な子どもたちらがサッカーを通して交流しました。
子どもたちは日本とタイで手話が違うものの、コミュニケーションの壁を越え、互いに協力していました。
日本から参加・浅井茉耶さん(9)
「タイの言葉も手話も分からないから、伝えたいことがうまく伝わらなかった」
日本から参加・植松空夢くん(10)
「(タイの子との交流は)ちょっとおもしろい」
このイベントを主催したのは、タイに住む、生まれつき左手のない相原豊さんです。現在はタイでプロのフットサルチームを経営しています。
イベントを主催・相原豊さん
「自分がうまくしゃべれないかもしれないということで、遠慮したり諦めたりすることをやめてほしいと思って。これ(普通の生活)が当たり前という感じになってほしい」
相原さんは子どもたちに、ハンディキャップがあっても健常者と同じ夢を持てると強調しました。
日本から来た子どもたちは25日までタイに滞在し、日系企業の工場見学などをする予定です。