アメリカ版「はやぶさ」探査機が小惑星到着
日本の小惑星探査機「はやぶさ」のアメリカ版ともいわれる探査機、「オシリス・レックス」が小惑星への着地に成功しました。
NASA(=アメリカ航空宇宙局)の探査機オシリス・レックスは、地球から3億キロ以上離れた小惑星ベンヌから岩や砂を採取して地球に持ち帰るため、2016年打ち上げられました。
そして、日本時間の21日午前、小惑星ベンヌへの着地に無事成功しました。探査機は着地後、NASAとしては初めてとなる小惑星からのサンプル採取に挑んでいます。
探査機からロボットアームを使って地表に窒素ガスを噴射し、舞い上がった岩や砂を採取する計画で、2023年の地球帰還を目指しています。
採取したサンプルには、太陽系や生命の起源の手がかりがあるとされ、解明が期待されています。