ファイザー ワクチン臨床試験完了…申請へ
アメリカの製薬大手「ファイザー」などは18日、新型コロナウイルスワクチンの臨床試験が完了し、数日中にアメリカ当局に緊急の使用申請を行う予定だと発表しました。
これは、アメリカの製薬大手「ファイザー」と、ドイツのバイオ医薬品会社ビオンテックが共同開発しているものです。両社は18日、4万3000人以上が参加した臨床試験が完了し、数日以内にアメリカの食品医薬品局に対して、緊急使用の申請を行う予定だと発表しました。
臨床試験では、95%の発症予防効果が確認され、重症化リスクの高い65歳以上の人でも94%を超える予防効果があるということです。また疲労感や頭痛などの副反応が見られたものの、「重大な安全性への懸念はない」としています。
このワクチンをめぐっては、日本政府も6000万人分の供給を受けることでファイザーと合意しています。