人工呼吸器のボンベ爆発10人死亡 トルコ
新型コロナウイルスの患者の治療を行っていたトルコ南部の病院の集中治療室で19日、人工呼吸器の酸素ボンベが爆発し、患者10人が死亡しました。
トルコ南部ガジアンテップの私立病院で19日、新型ウイルスの患者を集中治療室で治療中、人工呼吸器の酸素ボンベが爆発し、火災が発生しました。
当時、集中治療室にはおよそ20人の患者がいましたが、トルコの保健相によりますと、うち10人が死亡し、残る患者は近くの病院に移送されたということです。爆発の原因は今のところ、分かっていません。
地元メディアは、爆発と火災によって酸素を供給するシステムが停止し、人工呼吸器を着けていた患者が呼吸困難に陥って死亡した可能性があるとする専門家の見方を伝えています。