チェコ首相“30万発の砲弾購入資金を確保” ウクライナ支援に向け
ウクライナで砲弾が不足している問題をめぐり、チェコのフィアラ首相は8日、ウクライナへの支援に向け、30万発の砲弾を購入するための資金を確保したと明らかにしました。
ロシアによる侵攻を受け、ウクライナでは前線での砲弾不足が深刻化していて、ウクライナ側は、軍事支援を急ぐ必要性を訴えています。EU=ヨーロッパ連合などによる砲弾の供給が遅れる中、チェコが主導する形でウクライナへの砲弾や弾薬を供給する計画が進行しています。
こうした中、チェコのフィアラ首相は8日、ウクライナへの支援に向け、30万発の砲弾を購入するための資金を確保したと明らかにしました。
ロイター通信などによりますと、チェコが主導する計画には、カナダやデンマークなど18か国が参加していて、フィアラ首相は、「我々の目標はさらに多くの砲弾を届けることだ」と述ています。