軍へ圧力を…在日ミャンマー人が改めて訴え
ミャンマーで軍によるクーデターが発生してから2週間あまりとなる中、16日、都内で在日ミャンマー人の若者らが会見し、日本政府などに対しミャンマー軍への圧力を強めるよう訴えました。
在日ミャンマー人「私たちにも夢や目標がたくさんあります。日本の政府もクーデターを認めてはいけない。一日でも早く抗議を出してほしい」
日本で働くミャンマー人の若者らは声明を発表し、軍に拘束されているアウン・サン・スー・チー国家顧問の解放を求め、日本政府や国際社会が軍への圧力を強めるよう改めて訴えました。
また、クーデターによってミャンマーの民主化が後退することを危惧する声も相次ぎました。
在日ミャンマー人「(経済)発展していく中(クーデターで)“夢がなくなった”と思いました。本当に心が痛い」
在日ミャンマー人「平和な国、日本の皆さんは“自由”が何か分からないと思います。当たり前のように接しているので。ミャンマー国民たちが一つになって活動しているのは、自分たちの自由を守るため」
ミャンマー国内ではクーデターに対する抗議活動が続いていますが、若者らは、デモ隊が不当に弾圧されているとして、危機感を訴えました。