×

在日ミャンマー人ら会見「暴挙に強く反対」

2021年2月5日 1:54

ミャンマーで起きたクーデターに抗議する在日ミャンマー人らが4日、東京都内で記者会見を開き、「民主主義を踏みにじる暴挙に強く反対する」などと訴えました。

会見は在日ミャンマー人の労働組合などが開いたもので、参加者からは、今月1日に起きたミャンマー軍によるクーデターを非難する声が相次ぎました。

在日ビルマ市民労働組合 ミン・スイ執行委員長「軍がやってはいけないことをして、私たちはどうしても納得できない」

その上で、ミャンマー軍に対し、拘束した人々の早期解放や民主的な政権を回復することなどを求める抗議声明を出しました。

会見ではまた、最大都市のヤンゴンで市民らが鍋をたたくなど、抑制的な形で軍への抗議の意思を示していることについて、「日本で行ったようなデモ活動をミャンマーで実行するのは危険なこと」と説明。「国外から声をあげて、ミャンマー国内の人たちへ勇気を与えたい」と訴えました。