クーデター非難の国連大使解任 ミャンマー
ミャンマー軍は27日、国連総会の会合でクーデターを非難した国連大使を解任したと国営テレビを通じて発表しました。
ロイター通信によりますと、解任されたのはチョー・モー・トゥン国連大使です。
チョー・モー・トゥン氏はクーデターの前から国連大使を務めていて、26日に開かれた国連総会の会合で、アウン・サン・スー・チー氏が率いるNLD(=国民民主連盟)の代表として演説。クーデターを終わらせるために「あらゆる手段」を取るよう国際社会に訴え、抗議デモの象徴となっている「三本指」を掲げて反響を呼びました。
軍系のテレビ局は解任の理由について「大使は国を裏切り、国を代表していない非公式組織のために発言した。権力と責任を乱用した」と報じています。