ヤンゴンで30人以上死亡か 軍が戒厳令も
軍事クーデターへの抗議デモが続くミャンマーで、14日も治安部隊による銃撃が相次ぎ、地元メディアは、最大都市ヤンゴンで30人以上が死亡したと報じています。
手作りの盾で身を守りながら治安部隊とにらみあう市民たち。14日もミャンマー各地で治安部隊が軍への抗議デモを行う市民らに向けて発砲を繰り返し、多数の死傷者が出ました。
一部の地元メディアは、ヤンゴンだけで30人以上が死亡したと報じています。
軍は14日夜、国営放送を通じ、ヤンゴンの一部の地域に戒厳令を出したと発表しました。市民への弾圧がさらに強まるおそれがあります。
クーデター以降、武力による弾圧を強めるミャンマー軍に対して、国際社会から非難の声が相次いでいますが、犠牲者は増える一方です。