イスラエル軍がガザ地区へ空爆“応酬”激化
中東イスラエルとパレスチナ自治区の間で攻撃の応酬が続く中、日本時間の12日正午ごろ、イスラエル軍が再び空爆を行いました。
ロイター通信などによりますと、イスラエル軍はパレスチナ自治区のガザ地区に空爆を行っていて、日本時間の12日正午ごろには激しい爆発音とともに黒い煙が次々と立ちのぼる様子がみられました。
12日に撮影されたガザ地区の映像では、ビルが倒れたりがれきが積み上がるなど大きな被害が出ていることが分かります。
イスラエル側はこの攻撃で、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織・ハマスの幹部数人を殺害し、ロケット弾の発射場所などを攻撃したということです。
ロイター通信によりますと、一連の攻撃の応酬で、ガザ地区で35人が死亡、イスラエルで5人が死亡したということです。