ガザ地区に最初の新型コロナワクチンが到着
中東のパレスチナ自治区ガザ地区には17日、最初の新型コロナウイルスワクチンが到着しました。
17日、パレスチナ自治区のガザ地区には、2000回分の新型コロナウイルスワクチンが届けられました。
イスラエルではこれまで、世界最速レベルでワクチンの普及を進める一方で、パレスチナ自治区への供給には消極的で、人権団体などから批判の声があがっています。今月2日にはヨルダン川西岸での接種が始まっていますが、パレスチナ自治区全体の約500万人に対して、ワクチンが圧倒的に不足する状態が続いています。
ガザ地区ではこれまでに5万人以上が新型ウイルスに感染し、500人以上の死者が出ています。