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「17年ゼミ」大量発生“セミチョコ”好調

2021年6月2日 14:03

アメリカ東部では、17年周期で地上に現れる「17年ゼミ」の大量発生がピークにさしかかっています。これをビジネスチャンスととらえ、セミを使ったユニークな商品も登場しました。

「17年ゼミ」は北アメリカに生息する「周期ゼミ」と呼ばれるセミの一種で、17年周期で大量に地上に現れます。首都ワシントンなどでは、体長3センチほどの赤い目をしたセミが、真夏のような大きな鳴き声を響かせています。

このセミの大量発生をビジネスチャンスととらえ、ワシントン近郊のチョコレート専門店では、セミを揚げてチョコでコーティングしたものをこの夏限定商品として販売しています。この「セミチョコ」、10匹ほど入って値段は22ドル、2400円ほどで、売れ行きは好調だといいます。

国立公園局によりますと、17年ゼミの発生は今月下旬頃まで続くということです。