接種進むイスラエル、マスク着用義務撤廃へ
新型コロナウイルスのワクチン接種が世界最速レベルで進むイスラエルでは感染状況が大きく改善し、保健相がマスク着用義務を撤廃する方針を示しました。
イスラエルでは人口のおよそ6割がワクチン接種を終えています。接種が進むにつれ、感染状況は劇的に改善していて地元メディアによりますと、一時、1万人を超えていた1日あたりの新規感染者数が5日には4人になりました。
これを受けて、エデルステイン保健相は6日、今後、感染者数が増えなければ、来週15日から屋内でのマスク着用義務を撤廃する方針を示しました。屋外での着用義務はすでに撤廃されているため、これにより、マスクの着用が原則不要となります。
政府はワクチン接種をさらに推進する姿勢で、若者に対するワクチンの安全性も確認できたとして、6日には12歳から15歳への接種も開始しています。