CDC 企業向けワクチン接種ガイドライン
アメリカのCDC(=疾病対策センター)は16日、企業に向けた新型コロナウイルスのワクチン接種に関するガイドラインを発表しました。
CDCが発表した企業向けのワクチン接種のガイドラインでは、大企業など多くの従業員数を抱えていて、かつ、十分なスペースを確保できる企業については、職場に接種会場を設けることを検討するよう企業側に促しています。
一方、従業員の勤務時間や勤務場所が不規則だったり、十分なスペースを確保できない場合は、職場外での接種を検討するよう促しています。
また、職場外でワクチン接種をする従業員に対して、企業側が有給休暇や交通費を支給するなどの長期的な支援策を提供すべきとしています。
今回のガイドラインについてCDCは、従業員が新型ウイルスに感染することを防ぎ欠勤を減らすことで、生産性の向上につながる、などとしています。