米・加州 大学などワクチン接種会場新設へ
アメリカのバイデン政権は全米で新型コロナウイルスのワクチン接種会場の設置を進めていますが、3日、被害が大きいカリフォルニア州について大学やスタジアムに新設すると発表しました。
新たにワクチン接種センターが設けられるのは、ロサンゼルスのカリフォルニア州立大学のキャンパスと、オークランドにあるスタジアムで、今月16日に設置されます。
ホワイトハウスの高官は、この2つの地域が「新型ウイルスで最も大きな打撃を受けた」としています。バイデン政権は、ワクチンの接種拡大のために、今月中に全米100か所でワクチン接種センターの開設を目指しています。
一方、CDC(=疾病対策センター)のワレンスキー所長は、全米での新規感染者や入院患者の数は減少に転じてきたとしつつ、「まだ警戒を緩めるべきではない」と述べ、感染防止対策の徹底を改めて呼びかけました。