米国 入院患者急増で病床が再び“ひっ迫”
新型コロナウイルスの感染拡大が続くアメリカでは、再び入院患者が急増し、病床がひっ迫し始めています。
ニューヨーク州では、夏に400人程度まで減っていた入院患者数が3500人まで増加しています。
クオモ州知事は、一部地域で病院の病床数や医療従事者の不足が起き始めているとして、今後も入院患者が増え続けた場合、再び外出制限などの強い措置をとる可能性もあるとしました。
また、カリフォルニア州でも入院患者が急増し、病床がひっ迫し始めています。特に集中治療室が埋まってきていて、州知事は、この傾向が続けば12月中旬には受け入れ可能人数に達するとの予測を明らかにしました。
カリフォルニア州・ニューサム知事「今後数日をかけて(集中治療室などの)空き状況を評価し、さらに厳しい制限措置が必要か決定する」
カリフォルニア州では、夜間の外出禁止令が出されていますが、さらに厳しい行動制限がとられる可能性が高まっています。