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米・NY州知事“再び外出制限”に言及

2020年12月1日 8:23

アメリカ・ニューヨークのクオモ州知事は先月30日、州内の入院患者が急増していることを受け、再び外出制限に踏み切る可能性に言及するなど、強い危機感を示しています。

ニューヨーク州では夏に400人程度まで減っていた入院患者数が3500人まで増加し、1%を下回っていた陽性率も、29日には4.5%まで上昇するなど、感染者数や入院患者数が増加し続けています。

会見したクオモ州知事は、一部地域で病院の病床数や医療従事者の不足がすでに起き始めているとして、今後も入院患者が増え続けた場合、再び外出制限などの強い措置をとる可能性もあるとしました。

また、ホリデーシーズンを迎え、家庭などでの小規模な集まりが感染拡大の主な原因となっているとした上で、こうした増加傾向は来年1月中旬まで続くとみていると述べ、強い危機感を示しています。