軍に拘束のスー・チー氏“汚職”で訴追
クーデターが起きたミャンマーで、軍に拘束されているアウン・サン・スー・チー氏が新たに汚職の疑いで訴追されたことが分かりました。
これはミャンマー軍が10日付の国営紙を通じて明らかにしたものです。それによりますと、スー・チー氏は、ヤンゴン地域の元高官から日本円でおよそ6600万円相当の現金と金塊を不正に受け取った疑いがあるということです。
また、スー・チー氏は関連財団の本部を開設するために国有地を不当に安い賃料で借り、国に損害を与えたなどとしています。スー・チー氏の訴追はこれで7件目です。
このうち5件については裁判所の審理が来週から本格化しますが、また新たな容疑が加わり、拘束はさらに長期化するものとみられます。