イギリス・ロンドンにあるケンジントン宮殿で１日、ダイアナ元皇太子妃の像が設置され、ウィリアム王子とヘンリー王子兄弟が除幕式に出席しました。

この像は、１日にダイアナ元妃の誕生から６０年を迎えるのに合わせて制作されたもので、ダイアナ元妃が子どもたちの肩に手を置くデザインとなっています。ダイアナ元妃は生前、地雷の被害をうけた子どもの支援など慈善活動に力を入れていました。

ウィリアム王子とヘンリー王子は声明で、「この像が母の人生と功績の象徴として永遠に人々の目にうつることを願っています」と述べています。

像が設置された宮殿は、ダイアナ元妃がかつて住み、現在はウィリアム王子の家族が暮らしています。

ヘンリー王子は王室を離脱後、アメリカで生活していて、今回は除幕式のために帰国し、兄のウィリアム王子と公の場で顔を合わせるのは２か月半ぶりとなります。