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タイ コロナ保険金目当てか…SNSで騒動

2021年7月2日 21:28

本格的な夏を前にリゾートも、新型コロナウイルスの感染対策への対応に追われています。こうした中、タイのプーケットでは、海外からの観光客受け入れを始めました。ワクチン接種を完了していれば、隔離措置は免除されるといいます。

■ロシア 新しい国産ワクチン登場 接種1回で完了か
(ロシア 感染者556万1360人 死者13万6565人 露コロナウイルス対策本部 2日発表)

550万人以上が感染したロシアでは、モスクワ市内のワクチン接種会場に、早朝にもかかわらず大行列ができていました。

モスクワ市民
「職場で強制されているんです」

モスクワ市当局は先月、特定業種の会社に対し、今月15日までに従業員の60%以上のワクチン接種を義務づけ、違反した場合は、業務停止処分になるということです。

現在、ロシアでは国産ワクチンのみが承認されていますが、国民の間では、ワクチンへの不信感は根強く、接種を完了したのは、国民のわずか11%ほどです。感染拡大が続く中、政府は接種率をあげたい考えです。

こうした中、1日から接種会場では、新しい国産ワクチンも登場しました。その名も「スプートニク・ライト」です。ロシアで主流のスプートニクVは、2回の接種が必要ですが、今回のライトは、1回ですむということです。

■タイ コロナ患者“使用済み”嗅ぎ薬販売
(タイ 感染者27万921人 死者2141人 タイ保健省 2日発表)

27万人以上が感染したタイでは、新規感染者が6000人を超え、感染拡大が続いています。こうした中、世界的なリゾート、プーケットでは1日、パンデミック以降、初めて海外からの観光客が到着しました。

外国人観光客
「本当にタイに来たかったから、首を長くしてまっていました」

プーケットでは、1日からワクチン接種を完了した海外の観光客の隔離措置を免除しました。海外からの観光客は、プーケットに2週間滞在後は、タイ国内を自由に旅行できるということです。

一方、タイで広く親しまれている嗅ぎ薬は、鼻から吸うとすっとしたメンソールの清涼感を楽しめます。この嗅ぎ薬をめぐり、ある騒動が今、話題になっています。新型コロナの患者が入院中にSNSへ、「新型コロナ嗅ぎ薬を売ります。嗅げばすぐに感染します」と投稿しました。

なんと、自分が使用した嗅ぎ薬を販売。新型コロナ保険に加入している人に向けて、保険金目当ての感染を呼びかけたのです。保健当局によりますと、女性は、不適切な情報をネット上で広めた容疑で起訴される可能性があるということです。

■インドネシア ジャワ島とバリ島で社会活動を制限へ
(インドネシア 感染者220万3108人 死者5万8995人 米ジョンズ・ホプキンス大 2日午後5時)

220万人以上が感染したインドネシアでは、1日、新たにおよそ2万5000人の感染とおよそ500人の死亡が確認されました。いずれも過去最多となりました。

親族を亡くした人
「病院に連れて行ったけど入院ができず、酸素ボンベを買って自宅で治療したのですが…」

インドネシア政府は、首都ジャカルタがあるジャワ島と観光地のバリ島で、3日から社会活動を制限すると発表しました。生活に欠かせない業種を除く、すべての企業は在宅勤務になるほか、ショッピングモールは閉鎖され、飲食店の店内飲食は禁止されます。

■韓国 アストラのワクチン接種年齢50歳以上に引き上げ
(韓国 感染者15万8549人 死者2024人 韓国・保健当局2日)

15万人以上が感染した韓国は、感染の再拡大が続き、新規感染者はおよそ半年ぶりに800人超えました。若者の感染が相次ぎ、新規感染者は2月に200人台まで下がったものの再び800人を超えました。

全海澈行政安全相
「感染力が強いデルタ株(インド型)の感染も増えていて、さらなる拡大の恐れがある」

こうした中、保健当局は1日まれに血栓ができる事例が報告されているアストラゼネカのワクチンに関して、現在、30歳以上としている接種年齢を、50歳以上に引き上げることを決めました。

韓国・保健当局
「50歳以上の人にとってはリスクよりもメリットのほうが大きいので、接種年齢を引き上げる」

一方、50歳未満で1回目にアストラゼネカを接種した人については、2回目はファイザーのワクチンを接種するということです。

    ◇◇◇

世界では1億8000万人以上が感染。死者は390万人を超えています(世界 感染者1億8265万1733人 死者395万5824人 米ジョンズ・ホプキンス大 2日午後5時)。

少なくとも1回のワクチン接種を終えた割合は、カナダがおよそ68%、クウェートがおよそ67%、日本と世界全体はおよそ24%となっています。