ワクチン接種で“死者1万人以上抑制” 英
イギリスの保健省は、去年12月から始まった新型コロナウイルスワクチンの接種により、死者の数を推計で1万人以上抑える事ができたと発表しました。
イギリスでは新型ウイルスによる死者がこれまでに12万6000人を超え、ワクチンの接種が始まった去年12月以降では6万人以上が死亡しています。
イギリス保健省は8日、他の国での新型コロナウイルス患者の死亡率などからイギリスでワクチンの接種が行われなかった場合の死者数を推計し、接種により、およそ1万400人の命が救われたと発表しました。このうちの9割ほどが、80歳以上の高齢者です。また、最新のデータから、ワクチンが死亡を防ぐ効果は81%としています。
イギリスは、ワクチンの接種を速いペースで進めていて、8日までに人口の半分近くが1回目の接種を終えました。