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人口の2割がワクチン接種済み イスラエル

2021年1月13日 14:23

中東のイスラエルでは、新型コロナウイルスのワクチンの接種が世界で最も早いペースで進んでいて、12日までに人口の2割以上が接種を受けました。

イスラエルでは、先月19日に新型ウイルスのワクチン接種が始まっていて、これまでに人口の2割を超えるおよそ185万人が接種しました。これまではリスクの高い高齢者に接種が先に行われていて、13日からは50歳代への投与も始まります。

普及が進む背景には、早くからワクチンを高値で購入する契約を結んでいたことに加え、優先的に供給を受ける引き換えに、接種に関わる詳細なデータを製薬会社に提供することで合意していたとの指摘もあります。

イギリスのオックスフォード大学のまとめによりますと、イスラエルは世界で最もワクチンの接種率が高く、アラブ首長国連邦(=UAE)、バーレーン、イギリスと続いています。

今後、接種の拡大で感染拡大が抑えられるのかなど、状況がどのように変わるのか注目されます。