G7は今回のサミットでロシアに断固たる姿勢を示すため新たな経済制裁を打ち出す方針です。

アメリカ政府高官によりますとG7は、19日の協議を経て、ロシアの資金調達能力を低下させることや制裁回避の抜け穴を塞ぐための方策など新たな制裁措置を打ち出すということです。

ロイター通信は、ロシアのダイヤモンド取引を追跡する方法などが議論されると報じています。アメリカは独自の取り組みとしてロシアや第3国のおよそ70の企業を新たに事実上の輸出禁止措置の対象に加えるとしています。

一方、ロシア政府はこれまでのところG7についてコメントはしていません。ロシアメディアでは「ウクライナを支援する話ばかりで平和への取り組みについては一切語られない」などとG7サミットを批判的に報じています。