米NY市 全職員にワクチン接種義務づけへ
新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大を受け、アメリカ・ニューヨーク市は、市の職員全員に原則、ワクチンの接種を義務づける方針を明らかにしました。
ニューヨーク市のデブラシオ市長は26日、警察官や教員などを含む市の職員全員にワクチン接種か週に1度の感染検査を義務づける方針を明らかにしました。市内の学校で新年度がはじまる9月から実施する予定です。
また、ワクチンを接種していない職員には、来月2日から屋内でのマスク着用を義務付けるということです。
一方、ニューヨークのクオモ州知事は、州内の1日あたりの新たな感染者数が先月から6倍近く増加しているとした上で、接種率が低い地域での接種を促進させるための活動に1500万ドル、日本円で16億5000万円あまりを投入する考えを明らかにしました。
一方、カリフォルニア州でも、来月から州の職員や医療従事者に接種の証明が求められ、接種していない人は、検査が義務づけられると発表されています。