×

北メディア「地対空ミサイル発射実験実施」

2021年10月1日 8:35

北朝鮮メディアは、新たに開発した地対空ミサイルの発射実験を9月30日に行ったと伝えました。

1日付の「労働新聞」は、国防科学院が9月30日、新たに開発した地対空ミサイルの性能と実用性を実証することを目的に、発射実験を行ったと伝えました。発射場所など詳細は明らかにされていません。

実験では「新技術の導入で制御システムの即応性と誘導の正確性、空中の目標を打撃できる距離を大幅にのばした」とし、「驚くべき戦闘的性能が検証された」と評価しています。

発射実験には金正恩総書記の側近で政治局常務委員の朴正天氏が立ち会ったと伝えています。

9月29日の会議で、金総書記は「新たな兵器の開発に拍車をかけている」と言及していて、発射によって兵器開発を推し進める姿勢を改めて示した形です。


写真:1日付「労働新聞」より