中国のテニス選手 前副首相と“不倫”告白
中国の有名なプロテニス選手が、共産党最高指導部のメンバーだった前副首相と不倫関係にあったと告白し、波紋が広がっています。
テニスの四大大会での優勝経験もある彭帥さんの中国版ツイッターのウェイボーのアカウントに2日、2017年まで習近平指導部で最高指導部のメンバーだった張高麗前副首相と不倫関係にあったとする文書が投稿されました。
投稿によると、彭さんは、張氏が天津市のトップだった時期に性的関係をもち、いったん連絡が途絶えたものの、張氏が引退後、再び関係を持ったとしています。
内容の真偽は不明ですが、党の最高指導部を務めた人物のスキャンダルが表沙汰になるのは異例です。
投稿はすぐに削除されましたが、ネット上に内容が拡散し波紋を広げています。
中国外務省の報道官は3日、投稿について問われると、「聞いていないし、外交問題ではない」としてコメントを避けました。