イラク首相宅にドローン攻撃 暗殺目的か
イラクのカディミ首相の自宅が7日、ドローンに攻撃されました。首相は無事でしたが、軍は暗殺目的とみています。
攻撃を受けたカディミ首相の自宅は、ドアが吹き飛びガレキが散らばっています。
ロイター通信によりますと、首都バグダッドのカディミ首相の自宅が7日、爆発物を積んだドローンに攻撃されました。ドローンは3機でうち2機は撃墜されたということです。首相は避難して無事でしたが、警護にあたった6人がケガをしました。
イラク軍は「暗殺目的だった」との見方を示していて、カディミ首相は「ドローンによる卑劣な攻撃では国や未来は築けない」と攻撃を非難しました。
犯行声明は出ていませんが、イラクでは、先月の議会選挙で議席を減らした親イランの勢力が“選挙に不正があった”と抗議活動を続け、政治的緊張が高まっていました。